業界を見回してみると、ランチェスター流に言えば大きな力をもつ強者はほぼ皆無。
それが、行政書士の世界。
すると、どのような現象が起きるのか?
もっと突っ込んで言えば、弱者同士の競合で何が起きるのか?
競合がひしめき合う分野はレッドオーシャン(血塗られた海)と言われる。
しかし、血みどろの争いなど僕は全く感じていない。
ま、単に自分が鈍感なだけなのかもしれないけど(笑)
でも、少なくとも自分の周りには、とても協力的で、お会いして楽しい人たちがたくさんいる。
もちろん、楽しいだけではなくお互いに切磋琢磨し、時に協力し合える関係でもある。
こうしてみると、弱者の世界も悪くない。
弱者しかいなければ、ある意味、皆で補い合うのかもしれない。
そして、補い合えば、よりよい仕事ができるものなのだ。
資本主義というシステムに呑みこまれない原始的なシステムが、まだ生きている。
完全分業制の江戸時代などは、そんなシステムだったのではないだろうか?
それが、行政書士という業界だと最近の自分はつくづく感じている。
ここ数ヶ月、業界内で本当に有難い出会いが続いている。
お互いに協力的関係が築けて、とてもうれしい。
弱者同士だからこそ持ちうる横のつながり。
これからのサバイバル時代、非常に重要になってくる気がしている。
業界をも飛び越えてつながり合えば、さらによい経済体ができあがるはず。
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