いいなぁ~と思える本や映画は、心のどこかしらに引っかかりを覚えさせる。
この引っかかりとは、なんだろう?と自問自答してみる。
プラスなのか?マイナスなのか?
善なのか?悪なのか?
あるいは、正解か?不正解か?
どちらかに答えがあるとする幼い頃から沁みついた観念からの脱皮なのでは?と思うことがある。
人は、兎角答えを求めがちだ。
逆に言えば、不正解を嫌うものだ。
でも、生きていく上で最も大切なことは、そこではないよということ。
マルか?バツか?を超えたところにある声を聞いたとき、心がひっかかるのだろう。
それは、そんなにいい気分のものではない。
しかし、その気分をごまかして生きていくわけにもいかないだろう。
心のひっかかりをどれだけお土産に持たせられるのか?
学びの価値は、そんなところにあるような気がするのだ。
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