先日、長男が無事に4歳の誕生日を迎えられました。
生れたばかりの時の儚さゆえかもしれませんが・・・。
夜中寝ているときにふと、(この子は、ちゃんと生きているか???)なんて心配したことなどがありました。
もちろん、今でも原因がよくわからない病気などに罹ったりすれば、とても心配することもあります。
そうした中で無事に4歳まで生きてくれたという安堵感が、自分自身の素直な感想です。
そして、親になってまだ4年か・・・とも思いました。
周りを見渡してみれば、食糧難や医療が行き届かないばかりに幼くして命を失ってしまうこともあります。
また、事件や事故に巻き込まれ、幼子の命が失われてしまったニュースなども目にすることもよくあります。
そういう明日をも知れない環境の中、無事に誕生日を迎えられたことが、今年はなぜだかとても有難く感じたのです。
でも、それは誕生日という特別の日だからではないのですよね。
変化してやまない無常の世の中にいれば、明日はどうなるのかわからないという事実を受け止めなければなりません。
災害のニュースなどを目にするたびに、当たり前の上にあぐらをかいてしまっている自分に少しだけ気づいてしまうこともあります。
情けない話ですが、ほんの少しです(笑)
でも、無常という根本原理を受け入れようとするほど、人はその一瞬一瞬を大切に生きていこうとするのではないでしょうか?
だから、誕生日おめでとう!で自分の中では終わりにできませんでした。
どうなるかわからない世の中にあって、無事にその日を迎えられたことが、有難く。
そして、ここからまたどうなるかわからない世の中にあればこそ、改めて大切に生きていこうと自分自身に言い聞かせていた誕生日でした。
どんなことがあろうとも、受け入れて強く生きていかなければいけませんね。
それが、父親の役割なのでしょう。
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