昨晩、仕事上で思うにまかせないことが起きました。
少なからず影響を受けながら自分は、子どもを寝かしつけるのと同時に寝てしまいました。
そして、朝。
どうにも起きるのが、怠いのです。
なぜかと考えてみると、夜の過ごし方、心のあり方が、大いに影響を与えていることに気づきました。
仕事でのことをぐずぐず考えてしまった夜の思考が、そのまま朝に影響していることに気づきました。
日々の暮らしの中で自分自身、とても大切だと感じていることがあります。
それは、要所要所に読書を取り入れていくことなのです。
あくまで個人的意見ですが、朝起きた時、夜寝る前、迷い、悩みに負けそうな時、精神的に疲れを感じた時。
そんな時に読書をすることが、最も大切だと認識しています。
人間ですから、やはりあるべき軸から逸れることも多々あります。
そこを外してしまうと、今日の朝のようになんとなくリズムに乗れなくなってしまいます。
そこに気づかせてもらったのは、先ほど読んだ一文にありました。
宗教的あるいは精神的な修行を続けてきた人であれば、何が起こっても感謝する心の姿勢が自然に身についているかもしれません。しかし凡人である私たちは、おのれの心に感謝を強いるぐらいの気持ちでちょうどよいのです。それは実にシンプルな人生の秘訣ですが、だれも教えてくれません。学校でも習わなければ、親が子どもに語ることも、まずないでしょう。なぜならば、頭ではわかっていたとしても、そういう生き方を貫ける人は、まれだからです。(稲盛和夫著 「心。」 より引用)
こうした文章には今まで何百回も目にしています。
ところが、肝心要のところで自分で生かせていないのです。
シンプルであるが故に非常に大切な一方、シンプルであるが故に、今まで(なんだこんなことか・・・)といった具合に流してしまっていました。
基本中の基本なくして、何かが積み上がっていくことなどないと改めて感じてしまった朝の出来事でした。
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