不親切?

心学商売繁盛塾を開催させていただいている中でふとした疑問が湧いてくることがあります。


それは、学びとは何か?ということです。


学びには、それ相応の心の準備、行動、態度の準備といったものが必要ではないか?と最近、強く思うのです。


ごく最近ですが、会社を辞めて将来どうすればいいのか悩んでいるといった青年にお会いしました。


しかし、よくよく話を聞いてみれば、会社内できちんと仕事をやり遂げておらず、「自分には合わない」という理由で辞められたようです。


はっきり言います。


そうした人は、うちの塾に来ても無駄です。学ぶ準備段階すら踏んでいないからです。


また、たとえば、営業成績が上がらずに困っている人がいらっしゃるとします。


深く悩まれているので、うちの塾に来られて勉強したらいい・・・などとは、微塵も思えません。


僕は薄情でしょうか?(笑)


営業の成績が上がらないのであれば、上がらないなりに自分でまず、あれやこれやとやりながらあがけばいいのです。


試行錯誤の中であがくことなしに、学びは本当には生きてこないと自分は考えています。


世の中を見渡せば、集客の悩み、売上の悩みを解決します的な勉強会があったりします。


おそらくそうした勉強会では耳触りの良い言葉を聞いて気分も良くなることでしょう。


そして、もっともらしい答えのようなものも教えてもらえるかもしれません。


しかし、そもそも売上や集客に悩んでいるのであれば、自分がどれだけ体当たりでやっているのか?をまず自分自身に問いかけるべきではないでしょうか?


方法論を学ぶよりも動いたほうが千倍も学びになりますから。


本当のところ、外に答えなどなく、自分自身の心のあり様に問題解決の鍵があるのではないでしょうか?


だから、自分はこう考えています。


そうしたときには、勉強会に行くよりも、お客さんのところに行ったほうがよいのです。


チラシを配るのもいいでしょうし、ネットで情報を発信してもいいし、動画を流してもいいのです。


そうした今やれることをやっていくことなくして、勉強会に参加して答えを教えてもらうことで問題が解決していくことなどありません。


悩みに悩んで、動きに動いて、それで初めて学びの場が生きてくると自分は考えています。


勉強会を運営している側の人間が、こうした本音を言うなんてあまりないように思えます。


お金を支払っていただくお客様が何より大切なのですから、主催者としてはこうした本音など言えないのでしょうね。



9月23日(月)心学講~繁盛の卵 衆知を集めた事業計画づくり~


また、この後にスゴイ講演会開催も急遽決まりました。


形山睡峰師講演会


こうした本物に触れれば、インチキなどはすぐに見抜けるようになります。


なんちて。


心学商売繁盛塾

商売の根っこにあるものを掘り下げ、人生の繁盛と商売の繁盛を目指す。