昔は、本を読んだらそれでおしまいとしていました。
何度も読み返したいという気になるものは、ほとんどありませんでした。
だから、読み終えた本は、古本屋さんへ売っていました。
でも、今は古本屋さんへ売りたくなる本は、ほとんど買いません。
だから、本がたまっちゃって仕方がないのです(笑)
まぁ、本に関して言えば、僕は消費をやめているのかもしれないなと思うのです。
大量生産、大量消費というサイクルが当たり前の中で自分は青年期を過ごしました。
しかし、そこに本当の豊かさを感じたかどうか省みると、疑問が残ります。
あくまで本に関して言えば、消費をやめた今のほうが、圧倒的に感じる豊かさを取り戻しているように思えます。
その豊かさとは、何か?
一冊一冊の本が、未来へ何かを託すために残されたメッセージなのでは?と受け取れるようになったことです。
読んでおしまいの消費物ではなく、それが存在している意義を感じとれるようになったと思えるのです。
もっと広げて考えてみれば、衣食住に関わる一切の物質。
そこに本当は潜む声なき声。
自分自身に託されたメッセージを自分なりに受け取れる感覚を取り戻したいと感じています。
消費をやめれば、望ましい未来の姿が見えてくるのかもしれないと思いました。
それが何かが、まだあやふやでわからないから、話し合いたいですね。
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