先日、とある書店に立ち寄ってみました。
今を時めく著名人、経営者等の書籍が、所狭しと平積みされています。
ところが、本好きの自分にも関わらず、読みたいという気が全く起きないのです。
一昔前の自分であれば、読みたくて仕方がなかった本を読む気がしない現象。
とある本屋さんによる影響も少なからずあるのでしょうが、重要なのは、「気」のありようなのだと思いました。
本から発する気と自分が発する気が、どうも合わないという感覚。
ここがすごく大切なのでは?と思えたのです。
人間の発している気というものは、生きていく上で非常に重要な要素です。
気を用いる言葉が、たくさんあることからもそれをうかがい知ることができます。
やる気、勇気、根気、気が合う、気力、気概、気持ち、空気、強気、弱気など数え上げたらきりがありませんね。
気というとスピリチュアル的で怪しいと思われる方も多いかもしれませんが、それは惰弱なスピリチュアルという観念が世に出回っているせいでしょう。
本来のスピリチュアルは、人生の方向性を決める極めて重要な要素です。
そうでなければ、これだけ多くの気という言葉が、生まれるわけもないですし、肝心要の場面でこの言葉が使われることもなかったでしょう。
そして、大切なのは、「気」は、人間いくつになっても変わっていくことだと自分は考えています。
気が変われば、出会いも、起きてくる事象も変化していきます。
すなわち、気とは、人間の次元をも言い表す言葉なのではないか?とすら自分には思えます。
この次元というのは、世間のモノサシでいうところの学歴や収入、地位といったものではありません。
そうした基準には惑わされない物事を観る眼とも言えるのでしょう。
その眼力を読書会を通じて自分は養っていきたいと考えています。
その「気」があれば、是非、ご参加ください。
きっと自分の人生を変えていく何かと出会えると思いますよ。
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