先日、あるイベントに友人を誘った。
するとその友人は、二つ返事で即誘いにのってくれた。
僕はとてもうれしかった。
ところで、まじめという言葉がある。
今は真面目という漢字を使うが、元々は間締めという漢字だったそうだ。
間締め=真理とのスキマを埋める、という意味らしい。
その反対語は、間抜け。
真理とのスキマがありありということになる。
たとえば、電車内でお年寄りに席を譲ろうとする。
そんなとき、即動けば気分もスッキリするし、人も喜ばせる。
しかし、ちょっとためらいが出てしまえば、様々な言い訳が湧いて出てきて結局、譲らなくなることが多い。
これは、お恥ずかしながら自分の経験に基づく。
まさしく間抜けの典型。
と考えると、真理とのスキマとは、まさしく「我が、我がの我」となる。
そんな我、私がない状態が、間締めということになる。
ということは、私の都合、感情を優先するほど間抜けになってしまうのか・・・嗚呼。
仕事も日常も私を極力なくし、何の裏表も損得もなく「はい!」で処理できれば、いいのだけれどもねぇ~。
ついつい私というものを出してしまう。
私を極力出さずに人に喜んでいただくのが、商人道ということか。
と、このように仏教関係の本は、商売のあり方をとても深く考えさせてくれる。
天の意に即した人の道が、商売繁盛の道となる・・・ということになる。
その天の意とは、人の道とはなんぞや?を掴みたいものだ。
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