常連さん

先日、なぜだか焼き鳥が無性に食べたくなり、近所の居酒屋兼焼き鳥屋さんに初めて行ってみた。

夕方に顔を出したら、既に先約が何件かあったようで時間がかかるとのこと。

そして、出来上がったのが1時間半後。

そのくらい注文があったことにもびっくりしたのだが、さらにびっくりしたのは居酒屋さんがほぼ満員御礼。

この時期に満員・・・なんとも不謹慎な!と普通であれば思われるかもしれない。でも、僕には全くそう思えなかった。

こんな時期にもかかわらず、こんなに支持してくれる常連さんの存在に温かさを感じた。

このご時世、飲食店は塗炭の苦しみを味わっている。

もちろん、飲食店だけではない。

近所の個人商店がシャッターを下ろしていたり、閉店に追い込まれていれば、正直胸が苦しくなる。

逆にこのお店みたいに元気に営業が続けられていれば、希望を感じ、力を分けてもらえるような気がする。

お客とお店といったありきたりな関係性ではない。

そうではなくして、お客のお店であり、お店のお客でもある。

そんな関係性の深さがとてもいいなと感じた。

そして、自分もこんな商売をしていきたいと改めて強く思った。

商売とは、他者の不幸を共に悲しみ、他者の幸福を共に喜び合うことなのだと思う。

対立ではなく一つ。

そんな一つを僕自身も追求していきたい。

8月10日心学講~島村塾頭による講

ZOOM開催でも受付中!

心学商売繁盛塾

商売の根っこにあるものを掘り下げ、人生の繁盛と商売の繁盛を目指す。