先日、面白い話を聞いた。
緊急事態宣言が出される前と後では、客入りがかなり違うのだそうだ。
ところが、その前後では、感染者数等に劇的な変化はない。
つまり、同じようなリスクのもとで、片方は自粛し、もう片方は動きだしているという話。
そんな話を聞いて、庶民と大衆の違いは何か?ということに思い至った。
ほんの少し前、トイレットペーパーが、品薄になった。
トイレットペーパー目当てに行列に並ぶのが、大衆だと自分は断ずる。
では、庶民はなぜ並ばないのか?
それは、ひねくれているから・・・・(笑)
というよりも、本当のことは何か?を常に追求しているからだと考える。
問題解決に安易に走らず、問題そのものを様々な角度から考えようとするのが、庶民なのだ。
これが、労働観の有無、人生観の有無につながるのだと思う。
周りがどうあろうと、ただ、独り生きようとする姿勢。
それを示せるのが、庶民なのだ。
大衆に陥らず、僕は庶民でいたい。
良書で足元を照らしながら、一歩一歩慈悲深く。
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