緊急事態宣言が、これから解除されていく。
では、以前のように人々は外出をし、大型のイベントを開催できるか?といえば、ノーであることは明らかだ。
なぜか?それは、命の安全を保障してくれるものがないからだ。
そして、これから日本は大増税時代を迎えていくことは、火を見るよりも明らかだ。
では、国民はそれに唯々諾々と従うのだろうか?
答えは、イエス。なぜなら、社会保障にすがろうとするほかに死の恐怖から逃れるすべを知らないからだ。
感染の恐怖に縛られ、食えなくなる恐怖に縛られ、人間は一生を終えていく。
そうしていくことが、為政者にとって一番都合がよいことだ。
では、逆に不都合なのは?
リスクを負ってでも生命を燃焼する人間の存在が、一番怖い。
なぜなら、知性は勇気のしもべだからだ。
今回の騒動で知性の頼りなさをまざまざと思い知った気がする。
頭がいいということが、まったく美徳にはならないということだ。
(アインシュタインやエンリコ・フェルミ、ロバートオッペンハイマーなどの知性者集団は)自分で原爆をつくっておいてそれが広島と長崎に落ちた惨状を見て、後から平和運動をしているのです。こういうのを昔の言葉で「世話ない」と言ったのです。馬鹿なのではないかと。(執行草舟著 現代の考察より引用)
では、美徳とは何だろう?
それは、智慧と慈悲心だと自分はとらえている。
天と慈悲に直結する魂、生き方に価値を見出していくしか道はないといえる。
真の人、芯の人でありたい。
今の世は、目に見える現象、合理性、数字第一の正に偏りすぎている。
だから、混沌、不合理という負をエネルギーに換えていくことが、その道となる。
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