役立たせようと思うと逆に役に立たなくなるものは、何だと思いますか?
僕は、読書だと思っています。
役立たせようと思える情報であれば、インターネットからいくらでも拾えます。
仕事でもいろいろと活用させてもらっています。
でも、何かを生かそうとする想念は、そこからは生まれにくいのではないでしょうか?
日常や仕事の中で、僕は読書が役に立ったと思った経験は、ほとんどありません。
そのかわり、読書が生きているという実感は数限りないくらいもったことがあります。
なぜなら、読書は本来、思想、哲学、より善き想念を生むものだからでしょう。
そもそも、本とは人間にとって役立つ道具や手段ではありませんよね。
さて、生かすことと役立てることとは、どう異なるのでしょう?
生きる力につながっている感覚をもてるかどうか?
これは、現代に生きる自分たちにとって非常に重大なテーマだと感じています。
生きる力が乏しき故に負の連鎖なるものが生まれていくからです。
それを断ち切っていく力が、僕らには求められている気がしてなりません。
何度でも何度でも立ち上がる力をつけていくために、僕は読書をしていきます。
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