好況よし。不況さらによし。

人は不都合な事態に遭遇すると不幸を感じる。


自分にとって都合の良い事態に遭遇すれば、幸福感に満たされる。


自分自身を省みると、そう思わざるを得ません。


なんとも自分勝手な生き物ですね(笑)


ところで、野菜や果物は、水分などが足りないほど根を伸ばし、甘みや味の濃度が増すと聞いたことがあります。


ほどほどの不都合が、恵みをもたらせてくれるとも言えるのでしょう。


幸、不幸に囚われていれば、何が大切なことなのか?が、時に見えなくなっていくように思えます。


「好況よし。不況さらによし。」


経営の神様と呼ばれる松下幸之助氏の言葉です。


先ほどの果物の例に置き換えれば


「好都合よし。不都合さらによし。」


となるのでしょうかね。


さすがの名言だなと思う反面、次のような疑問も湧いてくるのです。


好況(好都合)、不況(不都合)に関係なく大切なこととは何か?


そんなことを模索できる時間としていきたいものです。


11月4日(月)失敗の秘訣~実験精神を磨こう~


成功と失敗に囚われてしまえば、大切なことを見失いかねない。


とすれば、成功と失敗を超えた先にあるものとは、何でしょうかね?

心学商売繁盛塾

商売の根っこにあるものを掘り下げ、人生の繁盛と商売の繁盛を目指す。