魂がくすぶっていると、外的な現象がとてもつまらないものに感じる。
なんだか、そんな気がしませんか?
しかし、そのつまらないものに自分を没入させようと努力すると、徐々に面白さ、奥深さがわかってくるように感じます。
たとえば、やりたいことを仕事にしようという考え方があります。
それはそれでいいのでしょうが、生来、やりたいことがあり、大人になってもそれを職業にできる人は稀ではないでしょうか?
子どもの頃には、想像すらしていない職業に就いている。
そうした人のほうが、圧倒的に多いように思えますが、いかがでしょう?
やりたいことというよりも、むしろ流れの中で目の前に来た役割、役職、職業。
もしかしたら、それは避けたかったことなのかもしれませんし、なぜ自分が?という疑問も湧いてくるようなものなのかもしれません。
ですが、そこに本気で向き合えば、自分が本当にしたかったこと、本当に望んでいたことが、潜むことに気づかされるように最近は強く感じています。
先日、どなたかがおっしゃっていましたが、やりたいことしかやらないという生き方。
そういう意味では、この考え方に固執するのは、実にもったいないのです。
深遠でとても面白いこと、本当の望みといったものは、好悪を超えて目の前のことにしかないのではないか?という気すらするからです。
「苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ。」
だからこそ、自分は三昧というものを意識してしまうし、そこに憧れすら抱いてしまいます。
なんだ、こんなことか・・・。以前、そう思っていたことにとてつもない奥深さと面白さを感じられる。
心学商売繁盛塾とは、自分にとってそうした場所であるのかもしれません。
以下、心学読書会の課題本です。つくづく、商売と関係なさそうです(笑)
ですが、無関係に思える寄り道が、視野を深め、心の芯を創ってくれるのかもしれませんね。
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