先日の心学講で「物はどのようにして売れるのか?」についての話題が上がりました。
実は、自分は士業のようなサービス業についているため、在庫を抱えることに恐怖感に似た感情を持っています。
売れなくなったら大変だ!という感覚を未経験が故にもってしまうのです。
小心者ですね(笑)
そこで、在庫管理はどのようにして行っているのか?を経営者の方々に質問してみました。
その中で、物はどのようにして売れるのか?が、話題になったのです。
聞くところによると、社員によって物を売るのがうまい人、下手な人がいるようです。
では、その上手い、下手の差は何だと思いますか?
一般にセールス上手といえば、口がうまくて、抜け目ないなんてイメージをもってしまいますが、現実はそうではないようです。
「お客様から信頼が厚い人ほど、よく売れる。」が、正解。
ちょっと話がそれますが、Aさんの言うことは聞けるが、Bさんの言うことは聞きたくない、なんてことありません?
人は感情の生き物ですから、好悪の別によってそうした区別が生まれてきてしまうのかもしれません。
しかし、僕は単に感情の問題だけだとは捉えきれないなと思っています。
というのも、人格的に優れている人が言う言葉は重く感じ、自分の肚にストンと落ちやすいと思えるからです。
お客様からの信頼が厚い=人望がある
つまり、人格を磨いていくことが、セールスの絶対条件なのだと自分は強く思います。
「この人が言うのだから、この商品はきっといいはず」という思いで買って下さるのがお客様の心。
だから、もしも売れないのだとしたら、自分の誠が足りないということになりますよね。
現場では薄っぺらいテクニックなんてものは、何ひとつ通用しません。
今はどういうわけだか、ファンづくりだとか、信者づくりだとか、そういったトンチンカンなことを言う人が多いようですね。
また、そうだ、そうだとこれまたトンチンカンな客頭の人がそうした講座にお金を払ってしまうという・・・。
なぜ、トンチンカンなのか?
売る側がファンづくりや信者づくりなんてことを思った時点で心の中の誠がなくなるからです。
発する言葉に誠がなくなれば、売れるわけがありませんよね。
だから、普段からの地道さが問われるのだと思うのです。
自分がどれだけ信用に値する人物なのか?
そんなことを日頃からよくよく省みながら研鑽する人に信用は蓄積していくものではないでしょうか?
僕が心学商売繁盛塾に力を入れる理由は、こんなところにあります。
10月講 「やめてみる」を考えてみる会議 10月14日(月)開催
そして、10月28日(月)心学読書会開催
どうぞ、お楽しみに!
といいつつも、自分が一番楽しみにしているかもしれません(笑)
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