利?

大学受験を控えていた頃、もっと頭を良くしたいと思っていました(笑)


そこで、目についたのが、記憶法や速読法です。


ところが、その方法論とやらが、面倒で時間がかかるため、地道に勉強したほうがよいという結論に至りました(笑)


社会人となり、独立すると、今度は勉強が商売に変わっていきます。


商売に役立ちそうな情報に自然、目がいきます。


しかし、いまだにそのことごとくが、自分のモノになっていません(泣)


だから、役立ちそうなものほど怪しいと思うようになりました。


一方で、何の打算もなく読みだした本、たまたまの縁で出会った人からは、とても良い刺激をもらっています。


役立つかどうか?など考えもしていなかったことが、実に役立っているという感覚を自分はもっています。


巷では、年商を300億にも400億にもする方法といった書籍などが支持されているそうです。


しかし、値段がつくものは、値段がつくだけの価値しかないと自分は考えています。


何かの宣伝でありましたよね?


プライスレスって言葉。


ドイツ語でいうところの「数字にできないくらいの価値」


これが、とても大切なんじゃないかと思えてならないのです。


実際の商売の現場でも、いくらのお金を手に入れたのか?も、もちろん喜びにつながるかもしれません。


しかし、どれだけお客さんに喜んでもらえたのか?のほうが、数字では表現できないほどの価値があるのではないでしょうか?


そんな数値に換算できないくらいの価値、喜びを追求していくことが、仕事や商売の本来の目的なんじゃないか?と思うのです。


数値換算した目標値なんてものは、人の本来の情熱を生み出す根本にはなりませんよね。


昔、何の打算もなく読んだ「びんぼう神様さま」


このときの感動は、凄いものがありました。


こうした魂が揺さぶられた経験というのは、結果として実に仕事に役立つのです。



自分を利するものと考えられるものは、害になることのほうが多いのではないか?と自分には思えてしまいます。


それよりも、誰かを喜ばせるために純粋に為したことのほうが、結果として自分を利するのではないでしょうか?


その利とは、お金では換算することができないほどに価値あるものかもしれませんね。


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