時折、増税前に〇〇を購入しましょうなんて宣伝を見かけます。
大きな買い物を考えられていれば、それはそれでありなのでしょう。
ただ、自分自身の過去を省みると、今まで得したことで、思い出すと今でもうれしくなることはありません。
逆に損したことは、その場では悔しいですが、今さら後悔してしまうこともありません。
むしろ、後悔はいい意味での教訓になりうるのだろうとも思っています。
そう考えてみれば、思い出せる喜びも、つい思い出してしまう苦い後悔という教訓も、損か?得か?という次元を超えたところにあるような気がします。
損するか?得するか?それが重大な問題だという情報を時折目にします。
そして、そんな情報を目にしたとき、保身なのか、損をしたくない恐れなのか、心のどこかで焦る感覚を覚えます。
同時に自分が欲に囚われていることがわかってしまう瞬間でもあります。
やはり、問題は損か?得か?ではないように思えます。
欲に囚われて大切な事柄が観えなくなっているほうが、本当は問題なのでしょうね。
今回の心学の課題本を通じて自分の得を優先して消費していると、そのツケは最後には自分にくるとつくづく思いました。
今流行のブーメランってやつでしょうかね。
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