先日の心学商売繁盛塾の読書会で少し話題に出てきたワクワク感。
このことについて少し考えてみました。
大人になっても子どもの頃のワクワク感を大切にしようという話を他の場面でもよく聞きます。
では、自分は子どもの頃のワクワク感をもって生活しているのか?といえば、ノーですね(笑)
ただ、だからといってワクワクしながら過ごそうなんてこともあまり意識していません。
ましてやワクワクすることを探そうなんて気も起こりません。
というのも、子どもの頃の自分の関心事、面白いと感じたことと、大人になってからの自分の関心事、面白いと感じることが全く異なっているからです。
今さら仮面ライダーを見たい!と思うこともなければ、遊園地ではしゃぐこともありません。
その代り、子どもの頃につまらないと感じていた歴史に興味が出てきたり、本を読むなんてことも大人になってからその愉しみを知りました。
子どもの頃であればさっぱり意味がわからなかった映画なども、大人になって社会生活を営んでいく中でその面白さが理会できるようになりました。
むしろ子どもの頃なんて勉強や本は嫌いだったので、今よりつまらなかったように思えるのです。
大人になった今のほうが、人生を愉めています。
それは、大変さの裏側にある愉しさを知ったからと言えるのかもしれません。
最初は面白くないと感じられる仕事もしっかりとやろうとするほどにその奥底にある愉しさを感じられるようになりました。
その愉しさとは、人に喜んでもらう喜びであったり、自分を向上させる喜びであったり、真理を探究できる喜びであったりします。
そして、こうした喜び、愉しさは、飽きることや尽きることはありません。
大変であるが故に味わえる喜びも愉しさも深くなります。
これは、子どもの頃の自分には味わえなかった喜びだと思います。
自分にとっては、仕事が生活の中でのきちんとした軸となれば、他にワクワク感を感じることを求める必要もないというのが、自分の感覚です。
だから、子どもの頃のワクワク感よりも大人になってから味わえる静かな愉しみのほうが、自分にとって大切なのだと思っています。
昔は、ワクワクすることなんてねぇよなぁ~と感じていた自分。
ところが、軸さえ決まれば、子どもでは味わえない大人なりの人生の愉しみ方がたくさんあるのだと改めて感じています。
人生の基軸をバシッと決めるためにも日々学んでいきたいものです。ご参加をお待ちしています!
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