お恥ずかしい話、本を読むと時に下駄を履いた気分になることが、自分はあります。
本当は、わかっていないことをわかったように感じるということです。
そんな時、自分はきっと悟りすましたような嫌味な顔になっているに違いありませんね(笑)
この本の題名は、結構インパクトがありますね。
食えなかったら食わないまでよという意味合いでしょうし、事業などを開始する際の良い意味での覚悟を言い表した言葉とも言えそうです。
自分などよくあるのですが、自分を奮起させるためにこのような言葉を好む傾向があります。
なぜかといえば、それは自分が臆病だからに他ならないからでしょうね。
覚悟が定まり切れないが故に「食えなんだら食うな」といった言葉を自分に言い聞かせようとするのです。
覚悟。もちろん、大切なことです。
しかし、もっと大切なことをこの本は教えてくれました。
もし、一日食えることができたなら、「食えた」事実に対して自分はどう感じていたのだろうか?ということです。
感謝の気持ちをもって、精一杯、おいしくいただいているのだろうか?という問いかけなのです。
自分の生活も命もたくさんのお蔭様で成り立っているという現実が、あります。
覚悟ばかりに引きずられてちょっと悟った気にでもなっていたとしたら、とんでもない勘違いなのだよと教わったように思います。
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