沈黙の中の教え

昨日は、お茶の稽古でした。


印象に残ったことが2点あったので書き留めておきたいと思います。


まず、一点目。


2~3年前にある作法をやったのですが、当時は全くのちんぷんかんぷん。


手元もおぼつかなく、さっぱりわからないままに終了していました。


その作法が、昨日の稽古の中で再会(笑)


ところが、今回はその作法が体になじみやすくなっていたのです。


普段の稽古の中で自分は基本をずっと繰り返させてもらっています。


難しい稽古というよりも基本に即したことをずっとやってきました。


その蓄積が、昨日の稽古ではとても響いてきたと感じられました。


次に2点目。


お茶室の中で先生も交えて何気ない世間話をよくします。


ところが、どういうわけだかそうした中で自分の日頃の心のありよう、生活態度といったものを省みてしまうのです。


別に何の説教も受けていないのに、日頃の自分の誤った考え方に思いが至ってしまうことが、自分にはよくあります。


沈黙の中にある教えとでもいうのでしょうか。


昨日は、どうも自分の心に衝撃が走ったことばかりが強調された稽古だったので、つい書き留めておきたくなってしまいました。


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