飲食店を経営している方が、次のようにおっしゃっていた。
近所で同じ時期に始めた他の飲食店は、今はほとんど店を閉めてしまったそうだ。
この理由は?といえば、何になるのだろうか?
逆に言えば、なぜこの飲食店は、生き残ったのだろうか?
それは、抗ったからだそうだ。
撤退してしまったお店は、その抗いをやめてしまったからだそうだ。
体裁もくそもなく、ただひたすら生き残るために動き続けるということ。
まったくスマートではなく、むしろ格好悪いことなのだ。
撤退か否か?
この切実な問題を目の前に突きつけられたとき、是が非でも生き残る選択をし続けていく。
この気概がないならば、商売なんてやめたほうがいいと考えている。
都合のよい現実を引き寄せるかごとくの甘ったるい言葉、宣伝文句が横行する中、この塾でだけは本当のことを話し合いたいものだ。
不都合が起きてこその商売であり、理不尽に出遭うからこその商売でもある。
苦悩の解消は求めても、苦悩の意義を問わない世の中。
であれば、この塾では本当のことをやるさ。
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