資本主義の前は?

業界を見回してみると、ランチェスター流に言えば大きな力をもつ強者はほぼ皆無。


それが、行政書士の世界。


すると、どのような現象が起きるのか?


もっと突っ込んで言えば、弱者同士の競合で何が起きるのか?


競合がひしめき合う分野はレッドオーシャン(血塗られた海)と言われる。


しかし、血みどろの争いなど僕は全く感じていない。


ま、単に自分が鈍感なだけなのかもしれないけど(笑)


でも、少なくとも自分の周りには、とても協力的で、お会いして楽しい人たちがたくさんいる。


もちろん、楽しいだけではなくお互いに切磋琢磨し、時に協力し合える関係でもある。


こうしてみると、弱者の世界も悪くない。


弱者しかいなければ、ある意味、皆で補い合うのかもしれない。


そして、補い合えば、よりよい仕事ができるものなのだ。


資本主義というシステムに呑みこまれない原始的なシステムが、まだ生きている。


完全分業制の江戸時代などは、そんなシステムだったのではないだろうか?


それが、行政書士という業界だと最近の自分はつくづく感じている。


ここ数ヶ月、業界内で本当に有難い出会いが続いている。


お互いに協力的関係が築けて、とてもうれしい。


弱者同士だからこそ持ちうる横のつながり。


これからのサバイバル時代、非常に重要になってくる気がしている。


1月27日心学読書会


業界をも飛び越えてつながり合えば、さらによい経済体ができあがるはず。


心学商売繁盛塾

商売の根っこにあるものを掘り下げ、人生の繁盛と商売の繁盛を目指す。