生老病死。
この世に生を受けたからには、そこから苦がはじまっていくと言われる。
一切皆苦。
ところが、その真逆の概念も同時に生まれてくる。
一切歓喜。
生きていることそのものが、喜びに溢れているという。
普通の感覚の人であれば、後者のほうがいいと思うはず。
しかし、賛美される歓喜とは、皆苦からしか生まれてこないように思える。
苦境を愉しむ。
では、愉しむとは?
人は魂を充足させていくことに本来の喜びを見出すのかもしれない。
だから、娯楽そのものには人間が本来的に求めている喜びがないように思えてしまうのは、自分が天邪鬼だからだろうか?
充実感の裏には、必ず苦の存在があるのでは?と思う。
儲かったらうれしい。では、なぜ?
もう一歩深い問いかけを一緒に考えられたらいいと思う。
テレビや広告などで伝えられる幸せそうなイメージにどこかインチキ臭さを感じてしまう自分は、やはりへそ曲がりでしかないのだろう(笑)
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